静岡県湖西市の浜名湖畔の貸別荘で約120人が参加する乱交パーティーが摘発され、パーティーの主催者の千葉県習志野市の自称自衛官男性（54）と同県船橋市の看護師女性（51）が公然わいせつほう助の疑いで逮捕。東京都三鷹市の自称会社役員などの男性（52）と、同西東京市の自称専門学校生の女性（34）ガ、複数人の前で全裸で抱き合ったなどとして公然わいせつの疑で逮捕されました。
報道によると、SNS掲示板で「令和4年浜名湖フェス」と題して参加者を募集、基本は男女1組1万円の参加料で参加者を集め、昨年も同じ時期に同じ場所で乱交パーティーを開催していたとのタレコミがあったようです。
アングラ遊びの摘発事案としては、5月に東京・渋谷のハプバー「眠れる森の美女」でガサ入れがあったばかりです。この手の遊びや風俗などの摘発は、東京オリンピック・パラリンピック前に警察が力を入れていたようですが、なぜ今またここにきてこの手の事案が増えているのでしょうか。
捜査関係者に取材しているわけではないので知る由もないですし、静岡でのこの手の開催に行ったことも、この主催者のイベントに参加したこともないですが、複数パーティー・乱交パーティーには何度も参加したことがあるので、今回の静岡の事件の報道からいくつか疑問に思ったこと感想などをまとめてみたいと思います。
乱パの情報をどこで得たのか？どうやって集めたのか？
ヤフコメに「ネットで募集。そんな情報って簡単に誰でも見れるものなんでしょうか」とありますが、ナンネのようなアングラ掲示板を見れば、しょっちゅう乱パの情報が挙がっています。別に珍しいものでもなんでもないでしょう。
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集客方法ですが、主催者だけがSNSで集めているのではない気がします。おそらくですが、これだけの規模になると、主催者の下に子主催者がいて、それぞれ参加者を集めているのではないでしょうか。
東京近郊で行われる、ちょっと多めのパーティーでもそういう形のところはたくさんあります。
たとえば以前、兵長が参加した、某民泊でのパーティーでは、主催者は8000円くらいで募集していたようですが、兵長が見つけた情報を書いていた人は、主催者ではなく、その「子」にあたる人で、1万円で募集していました。その差額が（全額か一部か知りませんが）アガリになるのでしょう。
そもそも「乱パと知らずに来た人」はいないはず
これもヤフコメで、「マンションの購入記念パーティーとかお誕生日パーティーだと思っていったらヤリコンで怖い目にあった」というものがありましたが、おそらくこの手のパーティーは、最初からアングラなものだと分かって参加しているはずです。
まぁ、なかには、アングラの道にひきこみたい悪い男がパートナーの女性がいた可能性もなくはないですが、基本的には、開き直ったイベントだったのではないかと思います
なぜバレたのか？
これも確かなことは分からない前提ですが、考えられるのは
「過去に参加して嫌な思いをした単男などが主催者に恨みをもっていた」
といったところではないでしょうか。この手のパーティーは参加した全員が満足して帰ることはありません。
「思ってたほどエッチできなかった」「勃たなくて遊べなかった」「若い子が多いと聞いてたのにBBAばっかりだった」「ぽちゃと聞いてたのにDBだらけだった」「ほかの参加者の男のマナーが悪かった」「女の愛想がなくNGばかりだった」「シャワールームの床がべちゃべちゃだった」「タバコ臭かった」……
まぁいろいろあります。ただたいていの人は、参加するうちに「いっぱい遊べる時もあるし、遊べない時もある。それも含めて楽しむ」という姿勢になるものですが、皆が皆そうとも限りません。
それに、主催者が参加者を増やすために嘘八百を並べている場合もあります。特にリピーターが欲しくない場合や、リピーターになってもらわなくてもいいと思った参加者に対しては、結構厳しいアタリをする主催者もいます。
楽しめなかった参加者の中には、主催者や関係者に恨みをもつ人が現われても不思議はありません。
なお近隣住民からの苦情というのはなんとなく考えづらい気がします。ただ同じ貸別荘で頻繁に、それなりの規模のパーティーをやっていたというなら、話は別ですが。
参加費はいくらだったのか？
報道によって、「男女1組1万円」というものと「1人1万円」というものがあり、このあたり、記事を書いた記者のアングラリテラシーの低さが透けて見えます。
もし「男女1組1万円」であれば、「男性1人なら2万円」とってもおかしくないと思います。
そもそもこの手のパーティーは女性が貴重ですから、女性を連れてきた男から1万円も取るのかな？と疑問に思いました。ハプバーと同じで、カップルより単男のほうが高額設定されてしかるべきです。
女性はどうやって集めているのか？
これは女性を連れてきた男の参加費を安く（無料に）するとか、女性にギャラを払うという形でクリアしているのではないでしょうか。
最近、都内近郊で開かれているちょっとした規模のパーティーでも、稼げないデリヘル嬢や風俗嬢が多くいます。
主催者や参加者などが、そうした嬢をリクルーティングしているという実態もあります。
コロナでなかなか稼ぎにくくなったといわれますし、嬢にとっても渡りに船なのではないでしょうか。
その他気になったこと
この手の複数遊び経験者として気になるのは、
・シャワーはどうだったのか
・女性のギャラがいくらだったのか
などです。まずシャワーについてですが、10人弱の開催でも、シャワー室が一つしかなかったりすると行列・渋滞ができます。
基本的に男は1回遊んだら（誰かとからんだら）、汗などを流さずに別の子を遊ぶことはしません。女性の場合は複数どんどん受け入れますが、それでも時々汗を流して休憩します。120人もいたら、それなりにシャワーの数がないと現場が回らないと思います。
ほかに気になるのが、金銭目的で来ている嬢に対する条件です。単に「5万円払うよ」といわれても、「やりたくない男とはしなくていい」のか、それとも「基本的に拒まずお願いします」なのかでは、労働・負荷がまったく違うでしょう。
この手のパーティーに参加している女性には、純粋にエッチが好きで多くの男性に抱かれたいとか、複数の人にめちゃくちゃにされたいとか、性欲を満たしに来ている女性もたくさんいますが、だからといって彼女たちがNGなしというわけではありません。キスNG、手マンが嫌、乳首を強くつままれるのは嫌、巨根は痛いからダメ、デブは嫌などいろいろあります。逆に、ハゲの中年がいいとか、若い子がいいという要望もあるでしょう。
ギャラなしの女性参加者であれば、自分の要望はかなりの割合において聞いてもらえると思いますが、そうではない「サセ要員」だとそうもいかないと思います。なので、どういう条件だったのかが気になりました。
さてどうすべきか
既に東京近郊のパーティー主催者たちはいろいろと策をめぐらせていることでしょう。
ホテル開催を止めて知人の自宅のようなところで、リピーターだけ集めて小規模でやる、という主催者もいるようです。
ただ参加する側としてもリスクはありますし、複数パーティーに時々行っていた兵長としては、より主催者のリスク回避能力、参加者のスクリーニング能力、危機管理意識などを意識して、参加するイベントを厳選したほうがいいなと考えているところです。。。
やっぱり団体戦じゃなく、個人戦で遊んだほうが楽しいですよね……
シングルコンバットの実力をつけたいと思う今日このごろです。
