最近、女性用風俗、いわゆる「じょふう」のセラピストが人気を集めているようです。ABEMAニュースで女性向け風俗の紹介をしていました。
書籍やマンガも多数出ている
兵長は数年前、『女性向け風俗の現場』という新書を読んだことがあります。征木さんの記事は文春オンラインにも出ていて、公開当時に読みました。
「最も多いお客さんは43歳」「色々な男性にちやほやされたい」風俗サービスに通う女性の“意外な特徴”
このほか、再就職先が女風だったという裏方の女性が主人公の『女性に風俗って必要ですか?』というマンガも読んでいます(面白い)。
ほかにもまた1話読んだだけですが、セラピストさんが主人公の甘詰留太さんのマンガ『じょふう』もあります。
何をするのか・しないのか
女性用風俗は、男性向けの風俗と違い、基本は「挿入なし」のようです。
上で紹介した征木さんによると、昔は「挿入あり」のサービスもあったようです(今もあるでしょう)が、基本的に挿入OKの風俗サービスはないはずなので(男性向け風俗のソープも、挿入が公に認められているわけではない)、それはそうでしょう。
挿入なしで何をするかというと、簡単にいうと挿入以外のたいていのことはやるようです。
要は手と舌と道具を使って気持ちよくなってもらう、ということです。
どんなサービスに対応しているかはセラピストによるようで、この辺はソープ嬢やヘルス譲と同じです。
倍率20倍?200~300人応募、デビューは10~15人
本やマンガが出ていることからも分かるように、注目度は高くなっており、セラピストになろうという男性も多いようです。上で動画リンクを貼ったABEMAニュースによると、東京秘密基地という大手のチェーンでは、各店舗で毎月200~300人の応募があり、そのうち実際デビューする人が毎月10人から15人くらいとのこと。
現代日本ではサラリーマンの給料はなかなか上がらないですし、副業・複業のニーズが高まっていることも、応募者が増えている理由のようです。ABEMAニュースにはSpa!の副編集長も出て、なぜ人気を集めているのか、その理由を考察していました。
どんな業者がある?
いくつかの女風を調べてみたところ、ABEMAニュースにも出ていたこの東京秘密基地と萬天堂。カンブリア、AV男優しみけんさんプロデュースのスイートスポットなどが目立っていました。
風俗を探す男性なら知っているであろう「ぴゅあらば」にも女性用風俗の紹介・ランキングがあります。
求人欄をいくつか見ましたが、年齢制限を課しているところもあれば、年配客がいるということで50代含めた高年齢者にも門戸を開いているところもあります。
応募はLINEや電話で、面接を経て登録が決まれば、写真撮影や登録などの料金で3万円から5万円程度かかるようです。ここには講習料やグッズの代金が含まれていると明示されている業者もありました。
このあたりは、応募の時点で冷やかしを防ぐという効果もあるのかもしれません。
求人情報の概要
このほかの業者の中には3万円というところもありましたし、登録料への言及はないものの、スタジオで写真撮ってきてね、というところもありました。
なお登録料への言及がない=かからない、ということではないと思います。
利用料金はそもそもいくら?
東京秘密基地は東京に20店舗、全国に60店以上あり、基本料金は70分1万円から、お泊り5万円から。客の6割が20で、既婚女性も多いとのことです。
じょふう業者のサイトによれば、女性が支払う額の5~6割くらいがギャラとして支払われるところもあるようです。このあたりは業者や、セラピストのランクにもよるでしょう。
まるでホストみたい……人気職業になるのか?
セラピストさんのページを見ると、イケメンが多いようです。かわいい感じ、エグゼクティブな感じ、イケオジ、細マッチョ系などいろいろですが、さながらホストの紹介のようです。
最近ではキャバ嬢やホストは人気の職業ともいえますから、セラピストも人気の職業になる……のかもしれません。
会社員をしながら副業で夜や週末だけセラピストをしている男性も多いようです。自分の言葉とカラダ、行動で女性を悦ばせてお金をいただく、すごい仕事だなとリスペクトする次第です。
挑戦してみたいですが、ウリがないと厳しそう。写メ日記書いたり、SNSでしっかりアピールしたり、キャバ嬢やホストのように営業もしないといけないでしょうから(しなくても売れるセラピストさんもいるでしょうが)、大変な仕事と想像できます。
そういえば知り合いが以前、セラピストとして登録したと聞いていたので、稼働あったのかどうか今度聞いてみたいと思います。