ポジティブ、+、プラス。これらは基本的に喜ばしいもの、 逆にネガティブ、-、マイナスは嬉しくないものと考えられがちですが、実際はそうでもないケースがあります。
その一つが病気の検査です。つまりは性病です。
性病検査の相場は?何を調べるの?
数年前に、性病検査を受けたところ、初めてクラミジアに陽性(+)がついてしまいました。
その時は、 半年くらい既婚者セフレと定期的にセックスしていたほか、ちょっとした複数プレイにも参加していました。
複数プレイに参加する男はふつうは定期的に性検を受けるものです。兵長も時々、某クリニックに行って検査を受けています。複数パーティーの主催者によっては、一ヵ月以内の性病検査の結果を出すのを参加条件にしているところもあります(ナマでできることをウリにしているところだけではありません)。
性病検査で調べる病気(項目)は病院にもよりますが、おおよそこのあたりです。
- クラミジア(性器)
- 淋菌(性器・のど)
- B型肝炎
- クラミジア(のど)
- カンジダ(女性)
- トリコモナス(女性)
- HIV
- 梅毒
- B型肝炎
ひととおり調べると1.5~2万円前後。このうち、クラミジアと淋病だけ調べて1万円前後といったところでしょうか。
値段は郵送で血や尿を送って調べてもらう方法だと安めです。病院で医師が診察(触診)してくれるクリニックもあります。
病気によっては自覚症状がほとんどないものもあるようで、兵長もこの時、とくにちんこがかゆいといったようなことはありませんでした。
自分がどこでかかったのか分からない!
自分がどこでかかったのか分からないのですが、複数プレイに時々参加していると書いたので、そちらを疑われそうですね。
ただ、実は既婚者セフレはピルを飲んでいるということもあって、いつもナマでセックスしていました。一方で複数プレイのほうは常にコンドームはつけていました。
まあ犯人捜しをしても仕方ないですし、検査で陽性と分かったので、さっそく病院にかかりました。Webで検索したところ、自由診療だと即日検査で8000円という、なかなかのお値段をとるクリニックもあるようでした。
しかし、もう検査せずとも「+」であることは分かっていますから、診療ということで保険が適用されるはず。 保険診療をしてもらえるところを新宿で見つけて行ってきました。新宿駅から徒歩数分の雑居ビルの中にあるそのクリニックは、泌尿器科以外にも内科なども入っていました。
感心したのは、受付でどちらの診療科ですか、などと聞かれるときも受付の女性スタッフは「泌尿器科」という言葉を発さない点です。その言葉が書かれたモノを指して「こちらですか?」といった形で案内していました。兵長的には別に平気ですが、やっぱり嫌な患者さんもいるのでしょうね。
問診表を記入して待つことしばし、通された診療室で 男性の医師にを経緯を伝え、PDFで別のクリニックからもらっていた診断結果を見せたところ、すんなりジスロマックを処方してくれることになりました。保険もきくそうです。
その上で、ジスロマックは副作用でお腹にくるらしいということで整腸剤も出してくれることになりました。まぁ、そう言って薬を処方して点数を稼ぐのでしょうけど、ジスロマックがどのくらい副作用があるものか分かりませんから、ありがたく処方してもらいました。
医師の話では、2週間もすればきっとウイルスも死んでいるだろうということで、そのころの再受診を勧められました。ただ「うちだと検査に●●円かかるから、よそで受けられてもいいと思いますよ」とのこと。なかなか良心的なのか、その程度の点数は要らないから(効率の面から)ヨソに行ってくれ、ということだったのかもしれません。
結局、診療に1000円くらい、薬剤処方に1000円くらいと、2000円ほどで済みました。2週間後にまた診てもらうか検査してもらうかすると、さらにお金はかかりますが。
薬局で薬を受け取るときに注意点を聞いておきます。 ジスロマックは下痢の副作用があるので、食後2時間あけ、さらに飲んだ後2時間は食事をとらないほうがいいらしい。
会社のトイレでこっそり飲んだら……
仕事を抜けて昼食後にクリニックに行ったので、会社に戻ってから夕方にジスロマックを飲む。 小さな白いプラ瓶に入っているジスロマックは粉状。そこに水を入れてシェイク。会社のウォーターサーバーの水をトイレ個室に持ち込んでこっそりと飲みました。

味はそんなに悪くはなかったと記憶しています。ジュースなどでもちょっと薬っぽい、薬品臭のする飲み物がありますが、そんな感じ(?)でした。
ただ、数時間もたたないうちに、まんまとお腹を壊してしまいた。何度もトイレと往復して、ちょっと気分すら悪くなった。 だが飲んでから4時間くらいたったころにはもう食欲も出てきて普通にご飯も食べられました。これで少しずつクラミジア菌が死んでくれるはず。
この時は結局、2週間後に追加検査はしませんでした。本当はしたほうがいいのですが、そのタイミングで特にパーティーなどに参加する予定もなかったからです。当然、この間はほかの子ともセックスはしませんでした。セフレとはそんなに頻繁にあっていたわけではないので、特に困りませんでした。
それにつけても、どこでかかったのか分からないのは怖いものです。
早速、抗生物質を薬の通販サイトで買って常備しておくことにしました。下の画像ほど多くはなく、兵長が買ったのはメーカーも別ですが、アジ―はあると便利だと思います。
(なおクラミジアにかかったこの経験はもう数年前の話です)